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外郭施設

更新日:平成20年4月30日

外郭施設

外郭溝については、北辺溝が未確認であるものの、正倉域・政庁域・北方建物群域の全施設を囲んでいることから、官衙設置当初から計画的に作られたものと考えられます。しかし、掘り直しが認められること、また、特定の時期のみ機能したと考えられる内部区画溝の存在を考えると、変遷があったものと考えられます。

出入口は2箇所で確認されています。一箇所は政庁西側の外郭溝において、八脚門と考えられる施設が確認されています。この門の西750mには西下谷田遺跡の八脚門が位置しており、西下谷田遺跡との密接な関係の下、本遺跡が成立したことが伺えます。なお、この八脚門は政庁施設の廃絶とともに役割を終えたと考えられます。

もう一箇所の出入口は、南側外郭溝の西側に位置します。この場所において溝が長さ3mに渡って途切れており、この場所が計画的に出入口として機能していたと考えられます。なお、これに伴う門などの建物跡は確認されていないことから、正門としては機能していないものと考えられます。なお、南側には東山道と考えられる古代道路跡が確認されていることから、これに接続する出入口の存在が考えられますが、今までの発掘調査では発見されていません。

外郭施設に関しては、区画溝の内側から柵と考えられる一定間隔で並ぶ柱穴列も見つかっていることから、本遺跡が厳重に守られていたことがわかります。

瓦葺建物を囲む区画溝

 

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